税理士法人SKJ 岸会計事務所

お問い合わせ
TEL
: 04-2952-7465
FAX
: 04-2952-9320
連絡先
所在地
〒350-1319
埼玉県狭山市広瀬一丁目18番10号

<「税理士新聞」より転載>

【 「日本代表」の大坂なおみ選手 】

 全豪オープンに優勝した女子テニスの大坂なおみ選手が、1月28日に発表された世界ランキングで1位に格付けされた。同選手はお母さんの出身地である日本と、育った地である米国の二重国籍だが、来年開催される東京五輪では「日本代表」として出場することがほぼ固まっている。五輪憲章では、一度ある国の代表として国際大会に出場すると3年を経過しないと別の国の代表にはなれないと定めていて、大坂選手はすでに昨年4月の国別対抗戦に日本代表として出場しているからだ。

 幼少時代から米国で過ごし、英語のほうが流ちょうな大坂選手が日本を選んだ理由には「恩義」があるという。まだ芽が出ず米国では埋もれた存在だった同選手を、日本テニス協会のコーチが見出し、2013年から支援を行ってきた。頭角を現すと米国も万全の支援を申し出てきたが、「無名の時から支援してくれた」として日本を選んだという。

 日本代表としてメダルを目指す大坂選手を応援できるのは嬉しいかぎりだが、たとえ彼女が米国を選んでいたとしても、日本との縁や素晴らしい人柄、テニスが変わるわけではない。日米を股にかける大坂選手の活躍は、ともすれば「国籍」だけで応援する対象を選ぶ奇妙さに気付くきっかけを与えてくれているのかもしれない。

【 チケットの価格が決定最高値は開会式の30万円 】

 2020年東京五輪・パラリンピック大会組織委員会は1月30日、五輪の各種目のチケット価格と販売方法を発表した。それによれば、チケット価格の最高額は開会式のA席で30万円、競技だけに限定すると男子100m決勝などが行われる陸上・午後のA席13万円となった。

 チケットはA席からE席までの5種類で、価格は世界的に注目を集める競技か、日本国内で人気があるかなどを考慮して決められたという。例えば世界的に人気の高いバスケットボールは最高10万8千円、世界的には競技人口が多くないものの日本ではポピュラーな野球は最高6万7500円といった具合だ。その他、日本勢のメダル獲得の確率が高いテニスや柔道などもA席で4万〜5万円の高値が設定されている。一方、競技によっては2500円の廉価なチケットもあり、全体を通してみれば半数以上が8千円以下に設定された。

 チケットは今年4月以降に始まる抽選販売、秋から行われる先着販売、来年春以降の窓口販売の3種類の方法で販売される。すでに抽選販売の申し込みに必要なID登録を125万人が終えているというから、人気競技のチケットは即日完売しそうだ。組織委は780万枚の販売を見込んでいる。

【 贈賄疑惑再び…五輪の開催中止はある? 】

 うれしくないニュースで東京五輪が世界の注目を浴びることとなってしまった。招致活動を巡って東京五輪招致委員会が票をカネで買収したとして、フランス当局が当時会長を務めていた竹田恒和氏に対する捜査を本格化することが報道されたのだ。

 もっとも竹田氏に対する贈賄疑惑は突然持ち上がった話ではない。ワールドカップなどの不正招致を巡る大規模調査のなかで、すでに3年前から東京五輪招致は対象として浮上していた。そこからさらに調査が進んだ結果、竹田氏が本格的な捜査の対象たり得ると判断したわけだ。

 本人の「いかなる意思決定プロセスにも関与してない」という発言の真偽はどうあれ、竹田氏一人の指示によって全てが動いていたとは考えにくく、当時の招致委の副会長であり、組織委の会長でもあった森喜朗元首相の「何のことか分からず、とにかく驚いている」とのコメントをそのまま受け取ることは難しいだろう。ともあれ竹田氏と招致委には、捜査に協力するなかで自身の無実を証明してほしいものだ。

 なお報道がもし事実であれば五輪開催を返上すべきとの声もある。過去に開催返上の例はいくつかあるが、運営の不祥事を理由としたものは今のところ存在しない。

【 真っ赤に染まった「渋滞マップ」混雑解消のカギは… 】

 東京五輪の組織委員会は11月6日、「大会輸送影響度マップ」を作成してオリンピック・パラリンピック準備局のホームページで公表した。五輪開催中の都心部の混雑度を1日ごとに、鉄道と道路それぞれで予測し、図にしたものだ。日によってバラツキはあるものの、おおむね午前8時〜10時の出勤時間帯、午後4時〜7時の帰宅ラッシュの時間帯には激しい渋滞や混雑が発生することが予想されている。

 特に渋滞が深刻なのは16地区で、世界でも有数の乗降数を誇る新宿や池袋、競技会場が所在しアクセス手段が限られる晴海・有明・台場・豊洲などが含まれる。首都高速の渋谷線、池袋線、向島線など10カ所では通常の3倍以上になる時間帯もあるという。

 もっともマップに記されているのはあくまで、何も対策を取らなかった時の混雑度の予想だ。都と組織委は今後マップを基に各地区の渋滞要因を調査し、企業に時差出勤や物流の調整などを要請していく構えだ。また一般の人々にも、「あらかじめ買っておける商品は開会前に注文しておいてもらいたい」(都担当者)と広報していく考えだという。

 なお最も人出が予想される開会式と閉会式の日は、祝日になることが決まっている。

【 記憶を後世に残す「公式記録映画」 】

 東京五輪組織委員会は10月23日、東京五輪の公式記録映画を河瀬直美監督が撮ることを発表した。カンヌ映画祭グランプリをはじめ数多くの受賞歴がある河瀬監督は、「東京に決まった時から撮れるなら撮りたいと思っていた」、「東北を中心とした復興と、ボランティアをテーマに織り込みたい」などと意気込みを語った。

 初めて五輪の記録映画が作られたのは、1912年ストックホルム大会だ。その後、48年ロンドン大会から夏季冬季ともに必ず製作されるようになり、現在では、記録映画の製作は国際オリンピック委員会と開催都市との契約によって義務付けられている。河瀬監督の作品も著作権はIOCのものとなり、公開後はオリンピックミュージアムに収蔵されるという。

 公式記録映画で有名なものは、国内では市川崑監督の『東京オリンピック』(1964年)が真っ先に挙がるだろう。そのほか、ナチス政権下で作られた1936年ベルリン大会の『オリンピア』、68年グルノーブル冬季大会の『白い恋人たち』なども芸術的評価は高い。映画の内容やテーマは監督の自由で、個人の内面を繊細に描き出す作風で知られる河瀬監督が五輪をテーマにどのような作品を撮るのか期待が高まる。

お問い合わせ
TEL
: 04-2952-7465
FAX
: 04-2952-9320

経営革新等支援業務の

認定を受けました。

  季節の写真を掲載中です。

どうぞご覧ください。

マイ顧問