税理士法人SKJ 岸会計事務所

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<「税理士新聞」より転載>

【 五輪は一つの節目……引退後のセカンドキャリア 】

 平昌五輪のスピードスケート女子団体追い抜き(パシュート)で金メダルを獲得した菊池彩花選手が4月8日、引退を表明した。会見では、「今後は自分の経験を生かして、後輩や若手を支えていきたい」と語り、指導者の道を目指すことを明らかにした。

 五輪はアスリートにとって最高の舞台であると同時に、4年に1度訪れるキャリアの大きな節目だ。結果はどうあれ、五輪を最後に現役の舞台を下りる選手は多い。それまで人生をかけてきた「五輪を目指す」という目標を達成した彼らは、新たな道を歩み始めることになる。

 引退後のキャリアとして選ばれることが多いのは、菊池選手のように指導者を目指す道だ。世界と戦った経験は何にも代えがたく、現場の指導者でなくても、協会や普及団体のスタッフなど、後進の育成に力を注ぐ元アスリートは多い。

 現役時代の実績や人柄を見込まれてスポーツ解説者などに転身する人もいるが、ごくひと握り。なかにはスポーツとはまったくの別世界に飛び込んで活躍する人もいて、日本で初めて冬季五輪のメダルを獲得した猪谷千春選手は、引退後に外資系保険会社に入社し、日本法人の社長にまで上り詰めている。

【 札幌の2026年開催が「かなり厳しい」理由 】

 平昌冬季五輪が数週間前に閉幕したばかりだが、早くも次の五輪招致への動きが始まっている。3月31日、2022年北京大会の次、つまり26年に開催される冬季五輪の開催地募集が締め切られた。最終的に7カ国9都市が名乗りを上げ、そのなかには日本の札幌市が含まれている。

 札幌市は1972年にも冬季五輪を開催している。日本だけでなくアジアにとって初の冬季五輪で、年配の方なら「日の丸飛行隊」とも呼ばれたジャンプ競技での表彰台独占や、「銀盤の妖精」と言われ親しまれたジャネット・リン選手などを覚えている人も多いだろう。

 開催地に決まれば東京に続いての二度目の招致成功となるが、当の秋元克広市長は「かなり厳しい状況と思っている」とやや自信なげな様子だ。というのは、先日閉幕した平昌に続き、20年東京、22年北京とアジアでの五輪開催が今後続くためだ。秋元市長も「欧州勢が手を上げてくると厳しい」と懸念していたが、果たして開催地に立候補したのはスイス、カナダ、スウェーデン、イタリア、オーストリア、トルコと欧州ばかりだった。

 このメンツのなかで五輪開催を勝ち取るのは難しそうだが、札幌の大逆転はあるのだろうか。

【 五輪ボランティアは「タダ働き」か? 】

 世界中からやってくる選手やスタッフ、観客らをもてなすために、ホスト国の人間が無償で大会運営を手伝う「五輪ボランティア」は、1948年ロンドン大会から始まった。当時の五輪は完全なるアマチュアの祭典でスポンサーもいなかったため、世界大戦後初となる夏季大会を成功させようという英国民らが立ち上がった結果だった。

 それから月日が経ち、プロの参加とともに五輪は商業化したが、ボランティアはなくなっていない。それどころか2020年東京大会では過去最大11万人のボランティアを募り、さらに中高生にも特別枠を設けて参加を募るという。「若年層がボランティア体験をすることは教育的価値が高い」という組織委の言い分はもっともだが、「各方面から要望が多かった」というその背景にあるのは、際限なく増大する開催費用の穴埋めに他ならない。

 高騰する放映権料にグッズ使用料、訪日客らが巻き起こすインバウンド需要と、五輪はとてつもない利益を生む金の卵≠セ。にもかかわらず運営をボランティアの奉仕精神にすがるという現状はいびつ極まりない。ボランティアの元々の意味は「志願者」であって、決して「無償」ではない。

【 「一時の流行」の先に…スポーツを盛り上げる難しさた 】

 オリンピックは、普段はなかなか触れることのないスポーツをテレビで見ることができるのも楽しみの一つだ。平昌オリンピックでも様々な競技が放送されたが、目覚ましい健闘を見せたカーリングなどは1試合当たり3時間ほどと放送時間が長く、テレビで観戦したという人も多いだろう。

 カーリングは男子が長野五輪以来の出場、女子は初のメダル獲得ということもあり、多くのメディアに取り上げられた。また選手らが試合中に口にした「そだねー」が早くも今年の流行語の候補に挙げられるなど、一種のブーム≠ニも呼べる状態だ。実際に、五輪後に各地で行われるカーリング体験会には、親子連れなど多くの応募があるという。

 しかしテレビで放送されるのが4年ごとの五輪だけでは、注目を浴び続けることは難しい。男子チームの司令塔として活躍した両角友佑選手も、「今回の五輪を見てカーリングを始めたいと思ってくれた子どもたちを育てる方法を考えなければいけない」と、継続的に競技を盛り立て、強化していく重要性を語っている。これはカーリングに限られた話ではなく、全てのスポーツに共通するテーマだろう。

【 熱闘はまだまだ続く! 平昌パラリンピック開幕 】

 オリンピックが終わると、次に始まるのがパラリンピックだ。平昌パラリンピックは3月9日に開会し、10日間にわたりアスリートたちの熱戦が繰り広げられる。日本からは38選手が5競技に出場する予定だ。

 雪上から氷上まで15競技102種目が行われたオリンピックに対し、パラでは6競技80種目が行われる。雪上では「アルペンスキー」、「バイアスロン」、「クロスカントリースキー」、「スノーボード」、氷上では「パラアイスホッケー」と「車いすカーリング」となっている。

 オリンピックとの大きな違いは、同競技に出場する選手であっても、それぞれの障害は違うということだ。そのためアルペンスキーのようなタイムを競う種目であれば、実測タイムに障害の程度に応じて設定された補正係数を掛け合わせることで、記録上のスコアを算出する。また、そもそも立位、座位、視覚障害など種目が分かれているものもある。

 ちなみにスキーと射撃を組み合わせたバイアスロンにも、視覚障害のカテゴリーがある。空気銃ではなく専用のビームライフルを使用し、音によって的の位置がわかるようになっているそうだ。

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