税理士法人SKJ 岸会計事務所

お問い合わせ
TEL
: 04-2952-7465
FAX
: 04-2952-9320
連絡先
所在地
〒350-1319
埼玉県狭山市広瀬一丁目18番10号

<「税理士新聞」より転載>

【 またまた五輪特例? 政府がサマータイムを検討 】

 東京五輪の開催時に予想される混雑解消のため、3つの祝日を1年限定で移動させる決定を下した政府が、またもや五輪限定の特別措置を考えている。政府は五輪が開催される2020年とその前年の2年間限定で、全国一律で時間を早める「サマータイム」の検討を始めた。

 サマータイムとは日照時間の長い夏に限り、時間を1〜2時間早める制度のことで、朝の涼しいうちに活動を始め、夕方の明るいうちに退勤して余暇を充実させるなどの狙いがある。組織委としてはサマータイムを導入して競技の開始時刻を早めれば、日中の最も暑い時間帯を避けられるとの思惑があるようだ。

 サマータイムは、米国の一部の州やカナダなど海外では取り入れている国も多いものの、湿度が高く昼夜の寒暖差の小さい日本では効果が薄いとの指摘がある。実際に、日本でも戦後まもなくサマータイムを導入したことがあるが、単に残業時間が増加するだけに終わり、不満が相次いで約3年でなかったものとされた経緯がある。

 また実際にサマータイムを導入するとなれば、官民を問わず様々なシステムでの対応が必要となってしまうこともあり、来年の改元対応に追われるシステム業者にとって、サマータイムは新たな頭痛の種となりそうだ。

【 五輪にも押し寄せるテクノロジーの波 】

 ロシアで行われているサッカー・ワールドカップがいよいよ佳境を迎えているが、今大会の特徴として真っ先に挙げられるのがVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の導入だ。ペナルティーエリア内でのきわどい判定などにスロー映像が活用された結果、予選リーグ終了までに与えられたPKの数は22本と、決勝戦まで含めての18本というこれまでの最多記録を軽く塗り替えた。

 またボールが完全にゴールラインを超えたかどうかを複数台のカメラによる毎秒500コマの高速撮影で正確に判定する「ゴールラインテクノロジー(GLT)」も、試合結果に大きな影響を与える。各国のリーグで採用されているGLTはもちろん、VARもすでにリオ五輪で試験運用されていて、東京五輪でも使われる可能性は高いと言える。

 テクノロジーがこれまでのスポーツのあり方を変えるのは、サッカーだけではない。東京五輪では、体操競技の採点にAI(人工知能)を活用する計画が進んでいるという。演技をする選手に1秒30回のレーザーを照射し、体の位置や体勢を測定。どの技を出したのかを、回転、ひねりなどを基に判定し、さらにその完成度まで評価する。近い将来、採点競技の審査員席にAIが並ぶ日も遠くないかもしれない。

【 五輪での活躍と国民栄誉賞 】

 今年2月の平昌五輪フィギュアスケートで66年ぶりとなる男子連覇を成し遂げた羽生結弦選手へ、国民栄誉賞を贈る表彰式が7月2日に首相官邸で行われた。

 昭和52年に定められた国民栄誉賞表彰規定によると、「広く国民に敬愛され、社会に明るい希望を与えることに顕著な業績があった」人に対して栄誉賞は贈られる。これまでの受賞者を見てみると、将棋の羽生善治永世七冠や映画監督の黒澤明氏、作曲家の古賀政男氏など幅広いジャンルから選ばれているものの、スポーツ関係者が26人1団体のうち11人1団体と半数近くを占めている。さらに詳しく見るとプロ野球から4人、相撲とレスリングが2人ずつ、サッカー、柔道、陸上、フィギュアが1人(1団体)ずつとなっている。

 内閣府が発表しているそれぞれの受賞理由によると、五輪での活躍を理由とする受賞は、高橋尚子さん、吉田沙保里選手、伊調馨選手、羽生結弦選手の4人だ。さらに山下泰裕さんも「前人未到の記録達成の功」と説明されているが、ロス五輪での金メダルが最大の理由であることはまちがいないだろう。ここから察するに、国民栄誉賞を取りたければ、プロ野球選手になるか五輪で金メダルを取るかが近道と言えるかもしれない。

【 東京五輪の新種目「スポーツクライミング」の魅力 】

 2020年東京五輪では、これまでの五輪になかった新種目として「スポーツクライミング」が登場する。スポーツクライミングは、登山のうち岩壁をよじのぼる「登攀(とうはん)」の部分が競技化されたもので、壁に設置された引っ掛かり(ホールド)を使い、より速く、より高く、自分の手足だけを使って壁を登っていく競技だ。数メートルもある巨岩(boulder)をよじ登るのが起源であることからボルダリングとも呼ばれる。国内のボルダリングジムは2000年ごろには数十軒だったが、世界的なボルダリング人気の高まりや、国内から平山ユージ選手という世界的クライマーが生まれたことなどで知名度が上がり、現在では500軒以上にも上ると言われる。

 一般的なボルダリングは、決められた数字通りにホールドを使って上まで登り詰めることを楽しむスポーツだが、五輪のスポーツクライミングは、さらに競技化されたルールが使用される。決まったコースを速く登る「スピード」、制限時間内にできるだけ多くの壁を登り切る「ボルダリング」、15メートル以上の壁を時間内にどこまで登れるかを競う「リード」の3種目の組み合わせで、総合点を争うという。

【 マラソンのコース決定!東京の名所が目白押し 】

 2020年東京五輪のマラソンのコースが決定した。近年の国際レースは同じ道程を何周もする周回コースが主流だが、東京五輪では折り返しを最低限に抑えて、東京の名所を次から次へ通過するという華やかなコースが選ばれた。

 コースは、現在建設中の新国立競技場をスタートし、東京ドームの横をかすめて神保町の古書店街を走り抜け、日本橋を経由して15キロ地点で浅草の雷門前で一度目の折り返しを迎える。そこから南下し、外国人観光客にも人気の銀座のメインストリートを駆け抜け、新橋を通って25キロ地点の東京タワー付近で二度目の折り返しだ。再び北上して東京駅の前を通過し、神保町付近で左折すると、大手町を通って皇居外苑の中へ。二重橋で折り返すと、残りは行きと同じ道を新国立まで走り抜ける。浅草、東京タワー、銀座、皇居と、まさに名所目白押しとも呼べるコース設定は、国際陸連からも希望があったのだという。

 マラソンコースとしては平坦路が続く比較的走りやすい道だが、例外は序盤と終盤にある高低差30メートルの坂道。特に帰りは、35キロ以上を走って体力を失った選手を上り坂が待ち受ける。大逆転のドラマが生まれるかもしれない。

お問い合わせ
TEL
: 04-2952-7465
FAX
: 04-2952-9320

経営革新等支援業務の

認定を受けました。

  季節の写真を掲載中です。

どうぞご覧ください。

マイ顧問