税理士法人SKJ 岸会計事務所

お問い合わせ
TEL
: 04-2952-7465
FAX
: 04-2952-9320
連絡先
所在地
〒350-1319
埼玉県狭山市広瀬一丁目18番10号

<「税理士新聞」より転載>

【 東京マラソンの裏テーマだった「テロ対策」 】

 3月3日に開催された東京マラソンには、過去最高の約3万8千人が参加したという。雨中での開催となったが沿道で声援を送る観客も多く見られ、イベントは成功裏のうちに幕を閉じた。

 今回の東京マラソンには「五輪警備への試金石」という裏テーマがあった。2013年の米ボストンマラソンでの爆破テロ以来、スポーツイベントの警備は世界的な課題となっている。今年のラグビー・ワールドカップ、そして来年の東京五輪が控えるなか、先駆けて都心の真ん中で行われる東京マラソンは、テロ対策の実効性を確かめる機会だったわけだ。

 警視庁や主催者は今回の東京マラソンに、2万人の警備人員体制に加えて、200台以上の車両を動員した。警察車両だけでなく、大型観光バスやゴミ収集車を並べて駐車することでバリケードを構築し、車両投入によるテロを防ぐため、イスラエル製の特殊な車止めが置かれた。また一般ランナーに混じって、小型カメラを装着した約70人の「ランニングポリス」が走りながら周辺を警戒。その他、ドローン(小型無人機)を専門に対応する部隊も投入されたという。物々しい警備はスポーツイベントにはそぐわないが、アスリートや観客の安全が第一であることは言うまでもないだろう。

【 2024年パリ五輪に「ブレイクダンス」が登場か 】

 2024年に開催されるパリ夏季五輪に向け、五輪組織委員会は2月21日、開催都市が提案できる追加競技の候補を決定した。20年東京大会での初登場から引き続き「スポーツクライミング」、「サーフィン」、「スケートボード」が選ばれ、さらに新競技として「ブレイクダンス」が選ばれた。追加競技は今後、国際オリンピック委員会(IOC)での協議や東京五輪での評価などを踏まえて、正式に決定されることになる。今までダンススポーツが五輪競技として実施されたことはない。

 ブレイクダンスはダンスのジャンルの一つで、「ブレイキン(breakin’)」などとも呼ばれる。リズムに細かく乗せた足のステップを特徴とし、床についた手や肩を支点にして逆立ち姿勢で体を回転させるダイナミックな動きが観る者を魅了してくれる。発祥として、1970年代にニューヨークのスラム地区でアフリカ系住人らが路上で踊ったものが元祖という経緯から、ヒップホップ文化、ストリートファッションなどとも縁が深い。

 日本でもブレイクダンスは人気で、層も厚い。昨年9月にスイスで開催された国際大会では、女性部門で日本人のAmiさんが優勝し、ベスト4に3人の日本人が勝ち進んでいる。種目化が決まれば、パリ大会でも十分にメダルが期待できそうだ。

【 五輪記念硬貨額面1万円でも価格は12万円! 】

 東京五輪の開催に当たっては、37種類の「記念貨幣」が発行される。その第2弾に当たる千円銀貨の通信販売の受付が1月31日に始まった。絵柄は陸上競技、バドミントンなどで、各デザイン10万枚が発行される予定だ。

 デザインこそ37種類だが、額面価格は百円、千円、1万円の3種類にとどまる。このうち百円硬貨のみは額面通り、つまり百円で交換できるが、千円銀貨は販売価格9500円、流鏑馬のデザインをあしらった1万円金貨に至っては販売価格12万円と、額面とはかなり開きがある。差額から生まれる「利益」は貨幣法によって国庫に収まることが定められている。

 財務省のホームページでは、過去に発行された記念貨幣を見ることができる。五輪だけでなく2002年日韓ワールドカップなどのスポーツイベント、さらに東日本大震災復興事業のためにも記念貨幣は発行されてきた。

 これまでで最も「高価」な記念貨幣は、昭和61・62年に発行された「天皇陛下御在位60年金貨」と平成2年の「天皇陛下御即位金貨」で、額面は10万円だ。さぞかし販売価格は高かろうと考えるところだが、両方とも額面通り10万円で交換された。所有者は使わずに取っておくため、販売価格10万円がそのまま利益になると考えられたためだという。

【 「日本代表」の大坂なおみ選手 】

 全豪オープンに優勝した女子テニスの大坂なおみ選手が、1月28日に発表された世界ランキングで1位に格付けされた。同選手はお母さんの出身地である日本と、育った地である米国の二重国籍だが、来年開催される東京五輪では「日本代表」として出場することがほぼ固まっている。五輪憲章では、一度ある国の代表として国際大会に出場すると3年を経過しないと別の国の代表にはなれないと定めていて、大坂選手はすでに昨年4月の国別対抗戦に日本代表として出場しているからだ。

 幼少時代から米国で過ごし、英語のほうが流ちょうな大坂選手が日本を選んだ理由には「恩義」があるという。まだ芽が出ず米国では埋もれた存在だった同選手を、日本テニス協会のコーチが見出し、2013年から支援を行ってきた。頭角を現すと米国も万全の支援を申し出てきたが、「無名の時から支援してくれた」として日本を選んだという。

 日本代表としてメダルを目指す大坂選手を応援できるのは嬉しいかぎりだが、たとえ彼女が米国を選んでいたとしても、日本との縁や素晴らしい人柄、テニスが変わるわけではない。日米を股にかける大坂選手の活躍は、ともすれば「国籍」だけで応援する対象を選ぶ奇妙さに気付くきっかけを与えてくれているのかもしれない。

【 チケットの価格が決定最高値は開会式の30万円 】

 2020年東京五輪・パラリンピック大会組織委員会は1月30日、五輪の各種目のチケット価格と販売方法を発表した。それによれば、チケット価格の最高額は開会式のA席で30万円、競技だけに限定すると男子100m決勝などが行われる陸上・午後のA席13万円となった。

 チケットはA席からE席までの5種類で、価格は世界的に注目を集める競技か、日本国内で人気があるかなどを考慮して決められたという。例えば世界的に人気の高いバスケットボールは最高10万8千円、世界的には競技人口が多くないものの日本ではポピュラーな野球は最高6万7500円といった具合だ。その他、日本勢のメダル獲得の確率が高いテニスや柔道などもA席で4万〜5万円の高値が設定されている。一方、競技によっては2500円の廉価なチケットもあり、全体を通してみれば半数以上が8千円以下に設定された。

 チケットは今年4月以降に始まる抽選販売、秋から行われる先着販売、来年春以降の窓口販売の3種類の方法で販売される。すでに抽選販売の申し込みに必要なID登録を125万人が終えているというから、人気競技のチケットは即日完売しそうだ。組織委は780万枚の販売を見込んでいる。

お問い合わせ
TEL
: 04-2952-7465
FAX
: 04-2952-9320

経営革新等支援業務の

認定を受けました。

  季節の写真を掲載中です。

どうぞご覧ください。

マイ顧問