税理士法人SKJ 岸会計事務所

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<「税理士新聞」より転載>

【 親から子へ受け継がれる五輪への情熱 】

 2015年に現役を引退した元女子サッカー選手の澤穂希さんが、第一子となる長女を出産したことを1月10日に発表した。澤さんは言わずもがな、夫の裕章さんも元Jリーガーというから、生まれた子どもの運動神経の良さは折り紙付きだ。サッカー選手になればさぞかし活躍するに違いない。

 アスリートの子どもが親と同じスポーツの道に進むことは多い。ひたむきに打ち込む親の背中に子どもが憧れを覚えるのは自然なことだし、親がその世界に精通していることで子のトレーニングや育成が有利になるというのも理由の一つだろう。

 それでも親子二代でオリンピックに出場することは難しく、メダル獲得ともなればなおさらだ。日本の五輪の歴史で、親子でメダルを獲得した例は今まで3組しかいない。

 1組は昨年のリオ五輪で2大会連続となるメダルを獲得した女子重量挙げの三宅宏実選手で、父・義行氏は1968年メキシコシティ大会の重量挙げ金メダリスト。もう1組は男子体操の相原信行・豊親子で、父は金、息子は銅メダルを獲得している。

 そして塚原光男・直也親子も男子体操で、父は72年と76年、子は2004年に、ともに金メダルを獲得した唯一の親子となっている。

【 五輪を目指す新成人アスリートたち 】

 1月7日から9日の3連休には日本各地で成人式が行われ、123万人の若者たちが新たに社会の入り口に立った。そのなかにはスポーツ界の未来を担うアスリートたちも多く含まれている。彼らの当面の目標は3年後に迫る東京五輪だ。

 新成人となった世代の選手たちのなかでも、最前線を走る一人が男子体操の白井健三選手だ。リオ五輪では団体総合のメンバーとして出場して3大会ぶりの金メダル獲得に貢献した。個人でも跳馬で銅メダルを獲得し、東京大会での金メダルは夢というよりも現実的な目標だと言えそうだ。

 男子サッカーの井手口陽介選手も、東京での活躍を必達の目標と捉える一人だろう。所属するガンバ大阪では10代でレギュラーに定着し、昨年はJリーグ新人王を獲得するとともに日本代表にも初招集された。リオ五輪にも19歳とチーム最年少で選ばれたものの予選リーグで敗退。五輪のサッカー競技は原則的に23歳以下の選手しか出場できないが、井手口選手は東京大会でも資格を満たしており、東京五輪ではチームの中心的存在としてリベンジを狙いたい。

【 早すぎた絶頂? 10代の金メダリスト  】

 オリンピックで金メダルを獲得することはアスリートの究極の目標の一つだ。彼らにとって一生のうちで最高の瞬間と言えるかもしれないが、その瞬間は早いほど良いというわけではないかもしれない。

 長いオリンピックの歴史では10代で金メダルを獲得した選手も多いが、その後も継続して世界トップレベルを維持し続けた選手は限られている。女子フィギュアスケートでは、1998年長野大会で当時15歳だったサラ・リピンスキ選手や、2002年ソルトレイクシティ大会では17歳だったサラ・ヒューズ選手がそれぞれ金メダルを獲得し、その後の長い活躍を期待されたが、ともに次の五輪には出場することなく競技生活を終えた。

 日本では、国内最年少金メダル記録を持つ水泳の岩崎恭子選手が世界の頂点に立ったのは14歳。しかしその後は伸び悩み、次回大会に出場したものの10位で、そのまま競技生活を引退した。金メダルを獲得したことによる目標の喪失や、周囲からの過度な重圧のなかで成績を保つことの難しさが理由だったという。

 もちろん10代から継続して世界トップを維持する選手もいなくはないものの、若くして成功した後の競技人生には別の難しさが付きまとうようだ。

【 またまた変わる柔道のルール 】

 これまでもたびたび変更されてきた柔道の国際ルールが、また見直されることとなった。国際柔道連盟は、「より攻めを重視し、勝敗を明確にするため」として、以下のルール変更を行う方針を12月9日に発表した。

 最も大きな変更は、相手に技をかけたものの完璧に決まらなかった時に下される「有効」がなくなるという点だ。技に対する判定のうち、最もポイントの低かった「効果」はすでに2009年に廃止されているため、今後の試合中の判定は、技に対する「一本」「技あり」、消極的な姿勢に出される「指導」の3種類となる。有効の廃止に併せて、「技あり」2回の合わせ技による一本勝ちも廃止される。

 そのほか、抑え込みによる技ありもこれまでの15秒から10秒に短縮されるという。もともと技ありに要する抑え込みの時間は25秒だったが、1997年に20秒、2013年に15秒と短縮され、ついに10秒にまで短くなった。男子の試合時間も5分から4分に短縮される見込みで、今回の見直しには総じて試合をスピーディーに進行させて勝敗を明確化させる狙いがあるようだ。

 新ルールは来年試験的に導入し、有効性を検証して東京五輪に反映させるという。

【 獲得したメダルを自ら手放した二人 】

 五輪のメダルは選手たちにとって何にも代えがたい栄誉の証明であり、成功の証でもある。ほとんどの選手は一生手元に置いて保管するだろうが、なかには自らの意思で手放したアスリートもいる。

 もっとも有名なのは、ボクシングの伝説的な名選手モハメド・アリだ。1960年のローマ大会で金メダルを獲得してアメリカに帰国したアリは、故郷のケンタッキー州でレストランに入ろうとし、黒人であることを理由に入店を拒否される。人種差別への悔しさから「自分が手に入れたメダルの価値などちっぽけだ」と考えたアリは、川にメダルを投げ捨てたという。

 人助けのために自分のメダルを手放した選手もいる。リオ五輪の円盤投げで銀メダルを獲得したポーランドのピオトル・マラチョフスキ選手は、自国の難病にかかった子どもの手術代を捻出するため、メダルをオークションにかけた。同選手はインターネットで「リオではメダルを目指して戦った。今度はさらに大切なもののために戦おう。少年の健康のために」と呼び掛け、メダルの落札代と、それ以上に集まった1万2千人を超える寄付によって、少年は手術を受けることができたという。

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