税理士法人SKJ 岸会計事務所

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<「税理士新聞」より転載>

【 国旗を掲げられないロシア人選手たち 】

 2014年ソチ五輪でのドーピング疑惑を巡り、国際オリンピック委員会(IOC)は昨年12月、組織的な関与があったとしてロシア選手団の平昌五輪への参加を認めない決定を下した。ただし選手たちに救いがないわけではなく、ドーピングに関与していないと認められれば個人としては参加できる。

 結果、女子フィギュアで金メダル候補と名高いメドベージェワ選手など、過去にドーピング違反歴などがないクリーン≠ネ選手169人が平昌大会へ出場することになった。自国開催だった前回の232人と比べても、さほど見劣りする数字ではない。

 しかし彼らはロシア人として五輪に参加するが、あくまで個人参加でありロシア代表としての振る舞いは許されない。IOCの規定により、メダルを獲得しても国旗は掲げず、国歌も流さない。国歌を口ずさむことも、観客から手渡された国旗を振ることも御法度だ。

 そんな状況でも選手の意気は軒昂だ。メドベージェワ選手は合宿地である新潟市に1月28日到着。ロシア国旗の小旗を振る地元住民らに歓迎され、「大歓迎を受けて気分が高揚している。良い合宿をして五輪で結果を出したい」と意気込みを語った。

【 東京は「五輪渋滞」を解消できるか 】

 

 五輪開催国には、参加国の選手やスタッフだけでなく、世界中から観光客が集まる。東京五輪の開催期間に日本を訪れる外国人は延べ1500万人に上るとの推計もあり、2020年の東京は、各国の人々であふれるだろう。

 そして人が増えることで避けられないのが混雑と渋滞だ。五輪が交通インフラに与える影響は大きく、前回のリオ大会では、競技場付近の道路で連日数十キロの渋滞が発生した。臨時の休日を設け、五輪関係者の専用レーンを設置、観客向けの高速輸送システムなど対策を実施したが、焼け石に水だったという。

 東京五輪でも深刻な渋滞が予想される。渋滞緩和のため、公的交通機関を無料開放する計画もあったが、予算削減によって立ち消えた。予想では開催期間中の首都高の渋滞は通常の2倍になるという。

 東京都と組織委は1月、来たる五輪に向けて、開催期間中の平日の車両通行量を15%削減する目標を立てた。物流業者や荷主に対して時間やルートの変更を働きかけるとともに、高速道路の料金所やレーンを一部閉鎖することで制御を図るというものだ。リオ五輪では渋滞や混雑が観客らに大きなストレスを与えたというから、どこまで対策できるかで、訪日客が日本に抱くイメージも変わってくるかもしれない。

【 開閉会を演出する8人のスペシャリスト(その2) 】

 2020年の東京五輪の開会式・閉会式の演出を検討する有識者チームは全員で8人。前号では映画プロデューサーの川村元気氏、映画監督の山崎貴氏、狂言師の野村萬斎氏、身体に障害がある芸術家を支援する栗栖良依氏の4人を紹介した。

 今回紹介する4人には、ある共通点がある。国内外で評価の高かった16年リオ五輪閉会式での「フラッグハンドオーバーセレモニー」に携わった演出陣であるということだ。

 1人目は、広告代理店の電通などを経て企業のブランディング戦略などを手掛ける佐々木宏氏。リオ閉会式では全体のプランニングを担当した。

 2人目は、これまた電通のディレクターである菅野薫氏だ。リオのセレモニーでは、佐々木氏と同じく総合的なプランニングや技術面でのアドバイザー的な役割を果たしたという。

 3人目はミュージシャンとして人気の高い椎名林檎氏だ。リオでは主に音楽方面での貢献を果たしたと言われ、五輪に対する思いをこれまでにもたびたび語ってきた。

 最後は人気グループPerfumeの振付師として知られるMIKIKO氏だ。主にダンス部分を監督すると見られるが、音楽ライブの演出も長年手掛けているだけに総合的な演出にも手腕を発揮しそうだ。

【 開閉会を演出する8人のスペシャリスト(その1) 】

 2020年の東京五輪の開会式・閉会式の演出を検討する有識者チーム、そのメンバー8人が12月20日に発表された。それぞれのプロフィールを見ていこう。

 まず1人目の川村元気氏は、東宝に入社して26歳の時に『電車男』をプロデュースして以来、数々のヒット作を連発している映画プロデューサーだ。16年に公開された『君の名は』も同氏が手掛けている。

 次は、映画監督の山崎貴氏。代表作である『ALWAYS 三丁目の夕日』が高度経済成長期の日本を描いてヒットした作品なだけに、今回の東京大会と1964年の前回大会を重ね合わせて素晴らしいものにしたいとの思惑があるのかもしれない。日本の伝統文化を演出できる人材として選ばれたのが狂言師の野村萬斎氏だ。同氏は現代劇の出演経験も豊富で、『シン・ゴジラ』ではゴジラ役のモーションキャプチャーを担当するなど技術への理解も深い。技術と伝統を融合させるには最適な人選と言えそうだ。

 4人目は、自身も右足に障害があり、障害のあるアーティストの活動を支援している栗栖良依氏で、『多様性』をテーマに掲げる東京五輪の理念を体現する人材として期待される。残る4人については次号の本欄で紹介していきたい。

【 選手団を歓迎しよう! 五輪の事前キャンプ地 】

 いよいよ2020年の東京五輪開催まで1000日を切り、日本全国で準備が熱を帯びてきた。事前キャンプ地の誘致などを通じて参加各国をサポートする「ホストタウン」には250を超える自治体が登録し、その数は来年7月末の締切までさらに増えていくはずだ。

 選手団と地元の交流で思い出すのが、2002年日韓ワールドカップ時の大分県中津江村(現・日田市)だ。わずか30万円ほどの予算でカメルーン代表の誘致に成功した同村は、村民を挙げての大歓迎や同国への応援が話題となり、「中津江村」は同年の流行語大賞にも選ばれた。その後も両者の交流は続いているという。

 東京五輪のホストタウンも、一見すると「なぜ?」と思うようなつながりも、実はそれぞれに大切な思いがある。たとえばパラオの事前キャンプ地に決まった宮城県蔵王町は、実は第二次大戦後にパラオから多くの入植者を受け入れたという縁があり、同町にはそれにちなんだ「北原尾(きたはらお)」という地名もある。

 ホストタウンでは事前キャンプだけでなく、スポーツ用品の贈呈や自治体イベントへの招待など、多くの交流が予定されている。五輪期間だけにとどまらぬ国際交流がその後も続くことを期待したい。

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