税理士法人SKJ 岸会計事務所

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<「税理士新聞」より転載>

【 オリンピック競技としての野球 】

 野球が初めてオリンピック種目となったのは1904年セントルイス大会と古いが、当時の位置付けは試験的に行われるものの公式のメダル数には数えない「公開競技」だった。その後、複数の大会で公開競技として実施されたが、正式種目に採用されるのは92年バルセロナ大会まで待たねばならなかった。

 正式種目への採用は関係者にとっての悲願達成だが、それから5大会目の北京大会(2008年)を最後に、再び野球は正式種目から姿を消す。野球は日本でこそ人気が高いものの、世界的に見れば競技人口は多いわけではなく、過去の五輪参加は毎回8カ国と、決して「世界中で行われているスポーツ」と呼べなかったことが理由だ。

 その野球が、2020年東京五輪では12年ぶりに行われる。しかし、これも開催国に与えられた「追加種目」の枠を使っての復活に過ぎず、参加予定国は6カ国とさらに縮小されている。次回以降の大会で採用される可能性は、現状低いと言わざるを得ない。

 国際オリンピック委員会のレポートでは、野球は未普及の地域へのPRが足りないこと、五輪での注目度も低いことなどが指摘されている。

【 カシマスタジアムが競技会場に追加か 】

 2020年東京五輪のサッカー競技が行われる会場に、茨城県鹿嶋市にあるカシマサッカースタジアムが追加される可能性が濃厚となった。カシマスタジアムは、オシム元日本代表監督からも「欧州にひけをとらない」と評価されたサッカー専用競技場だ。

 サッカー競技は一度試合を行うとグラウンドが荒れて整備が必要となるため、招致段階から複数の会場を使用することが決まっていた。現在建設中の新国立競技場に加えて、味の素スタジアム(東京)、札幌ドーム(北海道)、仙台スタジアム(宮城)、埼玉スタジアム2002(埼玉)、そしてW杯決勝も開催された日産スタジアム(神奈川)が当初から予定されていたが、芝のコンディション維持などの問題から、会場追加の必要性が高まり、カシマスタジアムが追加されることとなった。

 日本サッカー協会は「日本の暑さや雨を考えるとグラウンド状態がもたない」として、さらに昨年完成したばかりの吹田スタジアム(大阪)、45000人収容の豊田スタジアム(愛知)の両サッカー専用競技場も会場に加えるよう求めているが、五輪組織委は東京からの距離や予算等を踏まえ、認めない考えを示している。

【 「わが町で五輪を」はもう古い? 】

 2024年夏季オリンピックの開催地をめぐり、立候補を目指していたハンガリーの首都ブダペストが、招致を断念することを正式に決定した。かねてから巨額の開催費用を負担することに対して反対する声が上がっていたことに加え、招致の是非を問う住民投票の実施に必要な2倍の署名が集まったことが決定打となった。政府は「開催に必要な団結力が崩壊したため、しっかりとした招致活動ができそうにない」とのコメントを発表した。

 24年大会の招致活動からはすでに財政状況を理由にローマ、ハンブルク、ボストンなどが撤退を表明していて、開催地争いは残る仏・パリと米・ロサンゼルスの一騎打ちとなる。招致都市があまりに少ないため、五輪組織委では24年大会に落選した都市をそのまま28年大会の開催地にする案も浮上するほどだ。

 かつては五輪招致といえば多大な利益をもたらすビジネスチャンスとして多くの自治体が名乗りを上げたが、今では開催地に発生する巨額のコスト、招致できなかった時の責任問題、大会後の競技施設の使い道などをめぐり、むしろ厄介扱いされているのが実情だ「五輪に回す金があるなら福祉や教育の充実を」という声は、日本に限らず、世界中でどんどん大きくなりつつあると言える。

【 「◯◯ジャパン」はどこから始まった? 】

 女子アイスホッケーチームの「スマイルジャパン」や7人制ラグビー男子の「セブンズ・ジャパン」など、「◯◯ジャパン」という日本代表の呼び方は、選手たちに親しみを感じてもらい、競技のアピールにもなるとして、今でこそ多くの競技で愛称として使われているが、その先駆けはサッカー女子代表の「なでしこジャパン」だ。

 それまでもサッカー男子などで監督名を用いた「オフトジャパン」「ジーコジャパン」といった呼び方は使われていたが、一般の単語を使った愛称は03年に女子サッカー代表が一般公募して決めた「なでしこ」で知名度を高めたと言っていい。女子サッカー代表は愛称を得たことによってさらに躍進し、ワールドカップで優勝した11年には「なでしこジャパン」が新語・流行語大賞を取るなど、さすが元祖といった活躍を見せている。

 選手らのイメージに合った単語にジャパンを付ける愛称が定着したのは、09年第2回WBCに出場する際に野球代表が決定した「サムライジャパン」だろう。原辰徳監督が就任会見で発表したこの愛称は、スポーツニュースなどでも使われ、完全に定着した。

 今では30を超える競技が一般公募などで愛称を決定し、「◯◯ジャパン」を使用している。

【 荒廃した“聖地”マラカナン 】

 サッカーの“聖地”と呼ばれる場所が、見るも無残な姿となっている。その場所は、ブラジルのリオデジャネイロにある8万人収容のサッカー競技場「マラカナン・スタジアム」。1950年の完成以来、ブラジルサッカーの歴史とともに歩み、数々の名勝負の舞台となってきた場所だ。2016年のリオ五輪ではブラジル代表に初の金メダルをもたらし、「マラカナンの歓喜」とも呼ばれた。

 そのスタジアムがいまや、芝は剥げ、天井には穴が開き、電気は不通、警備もままならず、略奪が横行して座席の1割ほどが持ち去られているという惨状にある。理由はリオ五輪後の管理をめぐるゴタゴタだ。

 運営権を持つ民間企業と五輪組織委との間で引き渡しがスムーズにいかず、管理費用や電気代の支払いをめぐって対立が今も続く。組織委は「引き渡しが完了したらスタジアムの状態を戻す」と言うが、その間スタジアムは荒れるに任されて、泥棒が入り放題だ。警備を強化しようにも、地元警察官も五輪期間中の超過勤務手当が未払いで、ストライキが相次ぐ状況だという。

 未納の電気料金だけでも2億円に上ろうというマラカナンをめぐる問題は、解決の糸口すら見えていないのが現状だ。

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