税理士法人SKJ 岸会計事務所

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<「税理士新聞」より転載>

【 氷上のチェス―カーリング 】

 韓国で来年開かれる平昌五輪に、男子カーリングチーム「SC軽井沢クラブ」が出場することが決まった。男子チームでは開催国だった長野大会以来20年ぶり、2回目の出場となる。

 体を激しく動かさないという点では数ある五輪競技のなかで異色とも言えるカーリングだが、「氷上のチェス」とも呼ばれる戦略性と、それを実現する技術は、たゆまぬトレーニングによって培われるものだ。

 カーリングは15〜16世紀にスコットランドないし北欧で発祥し、氷の上に平たい石を滑らせて遊ぶ子どもたちがルーツと言われている。16世紀には「カーリング」という名前が付き、絵画にも描かれたというから、その歴史は少なくとも400年以上にはなるわけだ。

 日本に伝わったのは20世紀に入ってからだが、当初はまったく普及しなかった。70年代に入って、カーリングの盛んなカナダとの姉妹都市提携を機に北海道常呂郡常呂町が普及を始めたのをきっかけに、徐々に浸透。長野五輪での正式種目採用を経て、トリノ五輪での「チーム青森」の活躍によって、一気に認知度を向上させることとなった。

【 国が認める、東京で「勝てそう」な競技 】

 スポーツ庁が、東京五輪に向けて特に力を入れてサポートしていく「ハイパフォーマンスサポート事業」の対象種目を発表した。同事業は、全競技を「メダルの期待度」で分け、期待度の高さに応じてスポーツ医学や情報分析などあらゆる面での支援体制の充実を図るというものだ。

 それによれば、「金メダルを含む複数のメダル獲得が期待される」Aランクに選ばれたのは、毎回メダルを獲得している水泳、柔道、男子体操、女子レスリングに加え、リオ大会で初のメダルを獲得した女子バドミントンが選ばれている。また東京大会での「追加種目」に決定した空手(男女)、男子スポーツクライミング、女子スケートボードも選ばれた。

 次に「メダル獲得が期待される」Bランクには、近年の躍進著しい男子陸上リレーや、錦織圭選手を擁する男子テニス、卓球などが含まれる。追加種目として復活を遂げた野球もBランクだ。

 最後の「メダル獲得の可能性がある」Cランクには女子サッカー男子7人制ラグビーなどが選ばれた。この他にランク外となった競技も数多くあるが、参加する以上メダルの可能性はある。全競技での健闘を期待したい。

【 運動をしないオリンピック 】

 手足を動かさないかわりに頭脳をフル回転させ、世界中のライバルとしのぎを削るオリンピックが存在する。各国の中高生を対象とした科学技術のコンテスト、『国際科学オリンピック』のことだ。運営主体などはスポーツの五輪とは違うものの、こちらも立派な国際大会だ。

 大会は毎年開催され、種目は数学、物理、化学、情報、生物学、地学、哲学、天文学、地理、言語学の10種目。それぞれ与えられた試験問題に対して国内から選りすぐりの若者たちが正答数を競い合う。最も歴史のある数学は、1959年に第1回大会が開催されている。

 スポーツの五輪と大きく違うのはメダル授与のシステムで、分野によって細部は異なるものの、おおよそ「成績の上位1割まで金メダル、3割まで銀メダル、5割まで銅メダル」が与えられる。昨年の香港大会では、日本から金11、銀16、銅3のメダリストが新たに生まれた。

 日本では近年、科学技術分野の立ち遅れが指摘されていて、この問題を重く受け止めた科学技術振興機構は今年4月に「日本科学オリンピック委員会」を発足させることを決定した。大会を通じた若手の人材育成、サポートの充実を図っていくという。

【 オリンピック競技としての野球 】

 野球が初めてオリンピック種目となったのは1904年セントルイス大会と古いが、当時の位置付けは試験的に行われるものの公式のメダル数には数えない「公開競技」だった。その後、複数の大会で公開競技として実施されたが、正式種目に採用されるのは92年バルセロナ大会まで待たねばならなかった。

 正式種目への採用は関係者にとっての悲願達成だが、それから5大会目の北京大会(2008年)を最後に、再び野球は正式種目から姿を消す。野球は日本でこそ人気が高いものの、世界的に見れば競技人口は多いわけではなく、過去の五輪参加は毎回8カ国と、決して「世界中で行われているスポーツ」と呼べなかったことが理由だ。

 その野球が、2020年東京五輪では12年ぶりに行われる。しかし、これも開催国に与えられた「追加種目」の枠を使っての復活に過ぎず、参加予定国は6カ国とさらに縮小されている。次回以降の大会で採用される可能性は、現状低いと言わざるを得ない。

 国際オリンピック委員会のレポートでは、野球は未普及の地域へのPRが足りないこと、五輪での注目度も低いことなどが指摘されている。

【 カシマスタジアムが競技会場に追加か 】

 2020年東京五輪のサッカー競技が行われる会場に、茨城県鹿嶋市にあるカシマサッカースタジアムが追加される可能性が濃厚となった。カシマスタジアムは、オシム元日本代表監督からも「欧州にひけをとらない」と評価されたサッカー専用競技場だ。

 サッカー競技は一度試合を行うとグラウンドが荒れて整備が必要となるため、招致段階から複数の会場を使用することが決まっていた。現在建設中の新国立競技場に加えて、味の素スタジアム(東京)、札幌ドーム(北海道)、仙台スタジアム(宮城)、埼玉スタジアム2002(埼玉)、そしてW杯決勝も開催された日産スタジアム(神奈川)が当初から予定されていたが、芝のコンディション維持などの問題から、会場追加の必要性が高まり、カシマスタジアムが追加されることとなった。

 日本サッカー協会は「日本の暑さや雨を考えるとグラウンド状態がもたない」として、さらに昨年完成したばかりの吹田スタジアム(大阪)、45000人収容の豊田スタジアム(愛知)の両サッカー専用競技場も会場に加えるよう求めているが、五輪組織委は東京からの距離や予算等を踏まえ、認めない考えを示している。

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